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新屋敷

【大自然に囲まれた、泊まれるトラットリーア】島の旬彩イタリアンとワインを楽しむ、1日1組限定のお宿

お部屋
収容人数

1 ~ 4人

詳細

最大4名宿泊可能な、一棟貸切りタイプの施設です。

新屋敷のクチコミ

隠岐の島の西郷港から車で30分、島の最北にあたる「伊後(いご)」という集落に位置する2023年11月にオープンしたばかりの新しいお宿。

1日1組限定の一棟貸の貸切宿ですが、セルフチェックイン/アウトで後は自分たちでご自由に…という、よくある放ったらかし系のバケーションレンタルではなく、基本プランが夕食1食付き。滞在中もウェルカムドリンクから始まり、冷蔵庫に無料のおつまみを用意してくださっていたり、アメニティも少しずつ凝っていたり、小さな仕掛け満載のラグジュアリーロッジで、新しい滞在の形を楽しませていただきました。

■ロケーション
隠岐の島自体が非常に行きづらい場所ですが、更にお宿は港から一番遠い北の集落にあります。しかし、島の北部はとても風光明媚で、集落は海と森と白い岩肌を見下ろせる高台に位置しています。

宿の窓からの眺望は森とお庭ですが、敷地内からは青い海と自家菜園が見下ろせます。

アクセス自体は不便ですが、港周辺の割と発展している雰囲気とは違い、散策するととても気持ちの良い絶景が広がっており、本数は少ないですが港からバスを乗り継いで行くこともできます。宿での滞在メインならレンタカーは借りず、割り切ってバスで行くのもありだと思います。(隠岐の島は何度か行っていますが、このあたりの景色だけで十分島の良さを満喫できると思います!)

■施設
古民家を改装した建物で、レストランスペースの土間+居住空間の1LDKという間取り。リビングダイニングは、古い3間をぶち抜かれており、古い家具と新しいものがセンスよくミックスされた和モダンでとても居心地よい素敵な空間でした!2人で泊まっても広すぎず、小上がりの畳もあるので、お子さま連れの家族旅行などにもよさそう。お風呂も広い窓から裏山の緑が見え、調光が変えられたりとハイテクでもあり、ゆっくりバスタイムを楽しめました。1点、トイレに手洗いがなく、お風呂の洗面所を使わなければならないのは、少し不便かな。

■夕食
夕食は宿内の貸切カウンターキッチンで、専属シェフがイタリアンのコースを提供してくれます。ユニークなのが、貸切なのですが、畏まったレストランという雰囲気ではなく、ビストロのカウンターでお酒に合う美味しい料理をつまみながら、仲間とわいわいワインを飲み交わす感覚で楽しめるところ!ワインと美味しいもの好きな呑兵衛たちに捧げるためのお宿という感じです!

お料理はイタリアンのおまかせコースですが、シンプル系のイタリアンというより、トスカーナ風の様々な食材をかけ合わせた足し算的なお料理。旬のセコガニの生パスタ、うずら肉の煮込みなどを頂きましたが、どれもワインにあうお味でワインが進みました。笑

ワインは別料金で、ボトル6000円〜という感じ。メニュー以外にもたくさんストックがあり、ソムリエでもあるシェフに好みを伝えるとセラーから料理に合うものを選んでもらえます!シェフも堅苦し過ぎずとてもフランクな素敵な方です。

お料理の量はかなりボリューミーなのですが、2種提供されるパスタの量などは調整していただけますし、好き嫌いなど、好みがある方は予約時にリクエストすると、要望に合わせてメニューをアレンジしてくださるそうです!

■朝食
朝食は+2500円で別料金ですが、周辺に店など一切ないのと、夕食のイタリアンとは違った、ともかくご飯がすすむ、手作りの発酵食品など満載の田舎料理なのでおすすめです!お皿やお櫃なども凝っていて、見た目的にも満足でした!

■サービス&コンプリメンタリー
ちょこっと気が利いたサービスが満載で、その一つ一つがまるで宝探しをしているような気分に…。オーナー夫妻のおもてなしを、いたるところで感じました!詳細はぜひ実際に訪れて、サプライズを楽しんでいただきたいです…!

■価格
私自身、普段は宿にお金をかけたくない派で、1泊1人2.5万以上の宿に泊まることは基本ないのですが、食事付きなら……ということで予約しました。結果、大正解で、「宿泊」というより「体験」で、宿としての空間はもちろんですが、ビストロでの夕食、食後のお部屋でののんびりタイムなど、とても満足度の高いよい時間を過ごすことができました!

今回は1泊でしたが、のんびり宿とその周辺散策だけで滞在をじっくり楽しみたい系のお宿なので、次回はゆっくり連泊でお邪魔したいと切に思います!
Junko SEIKI
2024-01-20 11:31:14